就職営業力③~経験の洗い出しは、行動を細分化して~

就職活動全般

自己分析のやり方

昨日まで、就職営業力①、②について触れました。
① 商品の品質向上に努めること。 =学力
② 商品の取扱説明書を書けること。=エントリーシート
でしたね。
詳しくは、下記をご確認ください。

就職営業力①:

就職営業力①~品質向上は今から努めるべし!~
学力向上が筆記試験のカギ以前のブログの中でご紹介した「就職営業力」。本日から数回に分けて、これについて、触れていきます。私の考える就職営業力は、大きく以下の4つがあります。就職営業力:① 商品の品質向上に努めること。②...
就職営業力①(2)~SPI対策は万全に。~
採用テストを攻略する「自身の品質(学力)向上を行うこと」就職活動においては、ほとんどの企業が筆記試験を行う。だからこそ重要です。詳しくはこちらをご覧ください。今回は前回の続きとして、SPI対策について。SPIと言いましたが...
就職営業力①(3)~SPI対策(主に非言語)~
SPI(非言語)について前回のブログでは、SPIを筆頭に、採用テストの種類について触れました。詳しくは、こちらをご覧ください。採用テストをざっくり分けると、言語と非言語の2つに大別され、言語が国語的要素、非言語が数学的要素にな...

就職営業力②:

就職営業力②~エントリーシートはあなたの分身~
エントリーシートで伝えるあなたの魅力昨日まで3日間に分けて、「就職営業力① 商品の品質向上に努めること。」について触れました。就職営業力①:今回からは、就職営業力②。商品の取扱説明書を書けること。商品というのは...
就職営業力②(2)~エントリーシートの書き方のコツ(見た目編)~
エントリーシートも見た目が大事昨日は、エントリーシートの重要性について、触れました。昨日のブログで、しっかり書いてこない方が多いということをお伝えしましたが、この「しっかり」とはどういうことか、特に見た目について、触れます。エ...
就職営業力②(3)~エントリーシートの書き方のコツ(内容編)~
エントリーシートの中身を見る前回は、エントリーシートの記入上の注意について、触れました。エントリーシートもまずは見た目から。見た目の注意点を理解いただいたら、次は中身が気になりますね。どのように述べたら良いか。今回は、エン...

さて、本日からは就職営業力③について。

商品知識を深く知っていること。

商品知識とは何か

商品とは、まさしく就活をしている「あなた自身
あなたが就職活動をする上で、自分を企業に売り込むことが必要かつ重要となります。

企業に自身を売り込むためには、どうしたらよいか。
ここでやらなけらばならないことが、
「商品知識を深く知る」こと。
つまり、「自分という人間の特性を知っている」ことです。

このためにあるのが「自己分析」
以前、自己分析の方法については、以下の記事にて触れました。

・経験を洗い出すこと

自己を知る、自己分析①~経験の洗い出し~
自己分析を知る。あなたは、自己分析していますか?やり方が分からない、うまくできているか不安という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、自己分析とは何かについてお伝えします。自己分析の理由とその方法自己分析というのは、自分...

・良いも悪いもすべてを知ること

404 NOT FOUND | 吉川宏樹の、大人のキャリア塾
社会人が主体的に仕事を楽しむためのキャリアのお手伝い

・価値観を知ることで就職の軸を持つこと

自己分析③~価値観と業界・企業を照らし合わせる~
自分の価値観を、業界や企業に照らし合わせる自己分析は経験が大事。前回はそんなことをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。さて、就職活動の本質に迫ります。就職活動の本質は「自分を知ること」と「相手を知ること」をリンクさせるこ...

・価値観を知るためのツールの紹介

自己分析④~キャリアアンカー~
キャリアアンカー理論で知る、自分の価値観前回は、志望動機と自己分析に一貫性を持たせることが必要であり、そのためには自分の価値観に問いかけることが大切とお伝えしました。さて今回は、自分の価値観を知るために1つキャリア理論をご紹介しま...

上記のブログもぜひご覧ください。

ほとんど、上記のブログでお話をしておりますが、
経験について、再度触れていきます。

どのような経験が望ましいか

自分を知るためには、「過去にどんなことを経験したのか」を振り返ること。
ここで、学生からよくあるご相談が、
「どんな経験をしたか覚えていない」
「大したことを経験していない」
というものです。

一つ目の質問の回答としては、
なかなか思い出せないことを必死に思い出して出てきた思い出が一番自分の軸・価値観に近い。
と考えます。
二つ目の質問の回答としては、
大したことってなんだろう?と思ってしまいます。
「大したこと」は経験しなくてもよいです。

日々の経験の中で、「自分なりの独自の経験」を思い浮かべてみてください。
その際、行動の流れ(アクション)を細分化して考えるとよいです。

例えば、ケーキ屋のアルバイトでのお客様対応について。
来店してお客様対応といっても、いろいろありますね。
① お客様来店→② 注文取り→③ ケーキの箱詰め→④ 会計→⑤ 商品お渡し
このように、お客様対応を細分化します。
そのうえで各アクションでどのようなことをしているか、考えましょう。
① 高齢者の方が来店した際は、ドアを開けてお出迎えした。
② アレルギーのことについて必ず確認を行ったり、
子供がいる場合には、子供でもおいしく食べられるケーキを紹介する。
③ 箱詰め中、お客様を待たせないために、お茶をお出しして待っていただく。



このように、細分化した各アクションにおいて、
「どのようなことを行っているか」を具体化していきます。

それが、あなたが普段行っていてアピールできる具体的行動になります。
このアクションの細分化はアルバイトに限らず、日常のすべての行動において使えます。

サークルもアルバイトもゼミナールも何もやってこなかったという人も中にはいますが、
学業についてや友達、先輩、教授との関わり、地域の人との関わりなどを話しても問題はありません。

本当に何もやっていないという自覚があるなら、
今からでもボランティアやアルバイトを始めればよいのでは
とも考えています。

一つ言えることは、
何も経験していないということはあり得ません。
経験しているから、様々な考えや価値観が生まれるはず。成長しているはずです。
身体の成長とともに心の成長がある。

あなたなりの経験をあなた自身で具体化し、自信を持って就職活動に臨めるようになりましょう。