自己分析のやり方
昨日まで、就職営業力①、②について触れました。
① 商品の品質向上に努めること。 =学力
② 商品の取扱説明書を書けること。=エントリーシート
でしたね。
詳しくは、下記をご確認ください。



就職営業力②:



さて、本日からは就職営業力③について。
商品知識を深く知っていること。
商品知識とは何か
商品とは、まさしく就活をしている「あなた自身」
あなたが就職活動をする上で、自分を企業に売り込むことが必要かつ重要となります。
企業に自身を売り込むためには、どうしたらよいか。
ここでやらなけらばならないことが、
「商品知識を深く知る」こと。
つまり、「自分という人間の特性を知っている」ことです。
このためにあるのが「自己分析」
以前、自己分析の方法については、以下の記事にて触れました。
・経験を洗い出すこと

・良いも悪いもすべてを知ること

・価値観を知ることで就職の軸を持つこと

・価値観を知るためのツールの紹介

上記のブログもぜひご覧ください。
ほとんど、上記のブログでお話をしておりますが、
経験について、再度触れていきます。
どのような経験が望ましいか
自分を知るためには、「過去にどんなことを経験したのか」を振り返ること。
ここで、学生からよくあるご相談が、
「どんな経験をしたか覚えていない」
「大したことを経験していない」
というものです。
一つ目の質問の回答としては、
なかなか思い出せないことを必死に思い出して出てきた思い出が一番自分の軸・価値観に近い。
と考えます。
二つ目の質問の回答としては、
大したことってなんだろう?と思ってしまいます。
「大したこと」は経験しなくてもよいです。
日々の経験の中で、「自分なりの独自の経験」を思い浮かべてみてください。
その際、行動の流れ(アクション)を細分化して考えるとよいです。
例えば、ケーキ屋のアルバイトでのお客様対応について。
来店してお客様対応といっても、いろいろありますね。
① お客様来店→② 注文取り→③ ケーキの箱詰め→④ 会計→⑤ 商品お渡し
このように、お客様対応を細分化します。
そのうえで各アクションでどのようなことをしているか、考えましょう。
① 高齢者の方が来店した際は、ドアを開けてお出迎えした。
② アレルギーのことについて必ず確認を行ったり、
子供がいる場合には、子供でもおいしく食べられるケーキを紹介する。
③ 箱詰め中、お客様を待たせないために、お茶をお出しして待っていただく。
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このように、細分化した各アクションにおいて、
「どのようなことを行っているか」を具体化していきます。
それが、あなたが普段行っていてアピールできる具体的行動になります。
このアクションの細分化はアルバイトに限らず、日常のすべての行動において使えます。
サークルもアルバイトもゼミナールも何もやってこなかったという人も中にはいますが、
学業についてや友達、先輩、教授との関わり、地域の人との関わりなどを話しても問題はありません。
本当に何もやっていないという自覚があるなら、
今からでもボランティアやアルバイトを始めればよいのでは
とも考えています。
一つ言えることは、
何も経験していないということはあり得ません。
経験しているから、様々な考えや価値観が生まれるはず。成長しているはずです。
身体の成長とともに心の成長がある。
あなたなりの経験をあなた自身で具体化し、自信を持って就職活動に臨めるようになりましょう。