やりたいことを上手に示す方法。
やりたいことが強くある。
素晴らしい!いいね👍
その想いが成就することを切に願います。
ただ、それがすぐに叶うかといえば、そういう訳にはいかないことも肝に銘じておきましょう。
やりたいことができるのは、大抵の場合、ある程度の経験を積んでからのことと認識しておくことです。
そして、視野が狭くならなければ、尚更素晴らしい。
やりたいことがある=やりたくないことはやらない?と思われる。
やりたいことを強く持っている人は、裏を返せば、こだわりが強く柔軟性に乏しいと判断されます。
組織からすれば、「何でもやります!」と主体的に行動してくれる人に来てもらいたい。
やりたいことしかやらないのならば、
自分のことにしか目が行かず、
組織の言うことを聞けない人(チーム力のない人)というレッテルを貼られてしまうのです。
だからこそ、やりたいことを強く持っている就活生に問い掛けられるのが、
「やりたいことができなかったらどうするの?」
「希望部署に配属されなかったらどうするの?」
というものです。
実際に入社すれば、どんな組織も、希望部署に配属される人はほんの一握り。
第4第5希望くらいの部署に配属される人のほうが多数です。
その理由として、以下が当てはまります。こちらも合わせてご覧ください。

だからこそ、やりたいことだけに目を向けるのではなく、その他のことにも目を向け総合的に活躍できる人を組織は欲しています。
ぜひ、視野を広く持ちましょう。
やりたいことは中長期目標に据えよう。
やりたいことを強く持っている人は、
「○○をやりたいから志望します。」
という一点張りで志望動機を述べます。
これこそが、まさに落とし穴です。
視野が狭いことを自ら証明していることになります。
そのため、「○○をやりたい」という一歩手前の、
その組織に共感するポイントを述べるようお勧めします。
もちろん、福利厚生や社風、研修制度以外の本業とする部分の中での共感ポイントです。
では、やりたいことはどのように述べるか。
やりたいことは短期よりも中長期目標として据えると良いです。
そのやりたいことをやるために
どのような能力を身につけたいか、
成長の過程でどのようにやりたいことに触れるか
を述べるのは、一つの手です。
やりたいことをやるために必要なことの理解や
やりたいこと以外もやる勇気そして覚悟があるか
を示すことができます。
やりたいことを強く持つことは良いことですが、
反面、上述のようなマイナスな印象を持たれかねません。
上手にPRしましょう。