誠実に仕事をしよう。
前回は、ビジネスにおいてやりたいことをやるためには、信頼を得ることが大切であるとお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

信頼を得るためには誠実であること、成果を出すことが大切とお伝えしましたが、これは、具体的にどういうことか。今回は、それについてお伝えします。
誠実さは行動や言動に現れる。
誠実とは、私利私欲を交えず真心をもって人や物事に対すること(コトバンクより引用)。
自分のことだけに固執することなく、周りのことを考えて行動できることともいってよいでしょう。自分中心で考えることなく、相手への配慮を忘れずに行動することが大切です。
誠実さは、行動のみらず言動にも現れます。信頼されるためにも、行動、言動どちらにも気に掛けましょう。
誠実であるために心がけること。
ビジネスにおいて。誠実であるために心がけてほしいこととして、以下が挙げられます。
① 責任を持つ。
② 納期は守る。
③ 時間を守る。
④ 他人を敬う。
⑤ 嘘を付かない。
① 責任を持つ。
与えられた仕事は、責任を持ってやり遂げることが大切です。仕事に対して責任感を持って行うことを、周りはしっかりと見ています。
自分から頑張ってることをアピールしなくても、周りはあなたのことを認めてくれるでしょう。
そして、多くの仕事を抱えることもあるはず。そんなときは、優先順位をしっかりと付けて行いましょう。
② 納期は守る。
与えられた仕事の期限を守れなければ、約束を守らないことと同じこと。約束を守れない人に、信頼はついてきません。
少なくとも、期限を過ぎてしまうことが明確になった時点で早めに相談をすることが肝要です。なぜ遅れてしまったのか、いつまでならできるのか、どのように遅れを取り戻すのか、しっかりと根拠立てて説明しましょう。
③ 時間を守る。
まずは、遅刻がないように。10分前行動は当たり前です。そして、なるべくなら、欠勤がないよう、体調管理には十分に気をつけましょう。
欠勤が多いと、重要な仕事は任せられないという判断になりかねません。インフルエンザなどやむを得ない事情は仕方がないこと。ただ、今日は仕事が面倒だから休むといったことは、言語道断です。
④ 他人を敬う。
自分が一番、他人は二番。それでは、信頼を勝ち得ようがありません。
生まれ育った環境が違えば、様々な価値観があって当たり前。自分の価値観に合わないものを否定し、自分の価値観だけを優先させれば、周りがあなたのことを拒絶するでしょう。
そんなあなたは、信頼には値しない人間と成り下がります。
⑤ 嘘を付かない。
自分を大きく見せようとしたり、自分を正当化しようとするような嘘は、すぐにバレます。
嘘を言っていることがわかれば、当然信用はされないでしょう。正直な態度でいることを心掛けましょう。
いかがでしょうか?
信頼を勝ち取るには、誠実に仕事をこなすことが大切。信頼を得ることができなければ、仕事ができないも同然です。仕事はチームでやっているのですから。
自分一人の力ではできないことも、周りの協力があればできる。そのためにも信頼を得るための行動や言動を心がけましょう。