周囲に笑顔を伝染させよう。
先日、とある講座の社会人の受講者の方から、毎朝職場のドアを開ける際に笑顔を作るようにしているというコメントをいただきました。
笑顔で仕事という現実につながる扉を開き笑顔で挨拶をする。
それを心がけることで、気持ちよく仕事に取り掛かることができ、周りとのコミュニケーションも円骨になったとのこと。
これってなかなかできないことだし、素晴らしい心掛けだなと感じます。
仕事に忙殺されると、自分の仕事を片付けることにいっぱいいっぱいとなり、周りを見なくなる。
辛うじて、同じ部署の仲間とは声を掛け合うとしても、部署が異なると声を掛けることは少なくなるものです。
このことからも思うのが、以下です。
- 感情は伝染する。
- いかに自分から笑顔を作り出せるか。
(楽しい、嬉しい等プラスの感情を作り出せるか)
笑顔はコミュニケーションを円滑にする武器となる。
同じ場にいると、嫌でも感情は相手に伝わります。
一人が不機嫌な態度を取れば、他の人も嫌な気分になり、それが全体に広がり淀みきった雰囲気を作り上げる。
そんな重い空気の中で仕事をすれば、生産性は落ちます。
早期退職理由として、職場環境の悪化を挙げる人も、まさにこれを体験してのことでしょう。
感情は、陽気なものであれ陰気なものであれ、必ずといってよいほど相手に影響を及ぼします。
組織全体の生産性を向上させたくば、周囲に良い影響を与えることに注力すべきなのは言うまでもありません。
同じ場に悪影響を及ぼすような人がいることを、よく思う人は少ない。
そんな中で仕事をしたいとは思えないのです。
自分一人ではなく皆で仕事をしているのだという意識で、良い影響をお互いに与え合えるよう、まずは自分がプラスの感情を持って仕事をすることは、やはり大切です。
マイナスな感情を持つなとは言いませんが、仕事では常に人に見られていることを意識し、プラスな感情に戻せる術を身に着けておくのもよいことです。
その一番の方法が笑顔です。
笑うことは、脳の働きとしても自分に良い影響を与えますし、周囲にも良い影響を与え、コミュニケーションを円滑にする武器となります。
もちろん、笑顔だけでなく、プラスな感情に戻す方法は人それぞれ様々にあるでしょう。
自分にとってのプラスな感情に戻す方法を見つけましょう。