採用テストを攻略する
「自身の品質(学力)向上を行うこと」
就職活動においては、ほとんどの企業が筆記試験を行う。だからこそ重要です。
詳しくはこちらをご覧ください。

今回は前回の続きとして、SPI対策について。
SPIと言いましたが、就職活動における採用テストの種類は、SPIだけではありません。
様々な種類があります。
採用テストの種類
SPIだけが採用テストではない
最近、私が現在勤めている会社で、採用テストについて調べることがあったので、
このブログでも共有しますね。
※ ただし、性格検査については触れません。学力検査について、言及いたします。
採用テストには、大きく以下の5種類があります。
テスト名 | 概要 | 受検方式 |
---|---|---|
① SPI | リクルートキャリアが開発。シェアNO.1。 最新バージョンは「SPI3」。 |
WEBテスト テストセンター ペーパーテスト |
② CAB、GAB、IMAGES、玉手箱 | 日本エス・エイチ・エルが開発。 自宅受検用(WEBテスト)として最も多く使用される。 |
WEBテスト:玉手箱、Web-CAB テストセンター:C-GAB ペーパーテスト:CAB、GAB、IMAGES |
③ SCOA | 有名企業・人気企業、公務員(自治体)で長年使用されている。 | ペーパーテスト テストセンター |
④ TG-WEB | 近年、使用企業が急増。 | 自宅受検 テストセンター |
⑤ 内田クレペリン検査等 | 公務員や特定の職種でよく使用される。 | 自宅受検 ペーパーテスト |
各試験について、簡単に触れていきます。
各採用テストの詳細
① SPI
割合や速さ算といった非言語、長文読解や空欄補充といった言語を合わせた基礎能力試験と性格検査があります。
基礎能力試験の時間は以下となります。
テストセンター | ペーパーテスト | WEBテスト |
---|---|---|
約35分 | 非言語40分30問 言 語30分40問 |
約35分 |
※ 性格検査はテストセンター、WEBテストが約30分。ペーパーテストが約40分。
② CAB、GAB、IMAGES、玉手箱
・CAB:
コンピュータ職適性テスト。情報処理・システム関連企業が使用しています。
暗算10分、法則性15分、命令表20分、暗号20分、性格検査約30分の試験
・GAB:
総合商社、専門商社、証券、投資、総研といった業界の新卒総合職の採用で使用されています。
言語25分、計数35分、性格検査約30分
・IMAGES:
GABの簡易版で能力テストの実施時間が短いものです。
言語10分、計数10分、英語10分、性格検査約30分
・玉手箱:
自宅で受けるWebテストです。
言語37分、計数44分、英語20分、性格検査約35分
③ SCOA
大手企業や公務員の一部の市役所でよく使用されています。
言語、数理、論理、英語、常識(社会・理科)の5科目、計120問を60分で実施されます。
④ TG-WEB
従来型と新型があり、難しく感じるかもしれません。慣れが必要な問題が多いです。
従来型:言語12分12問、計数18分9問
新 型:言語7分34問、計数8分36問
英 語:15分で長文読解
⑤ 内田クレペリン検査
横に並んだ一桁数字の加算作業を行い精神作業の特徴を見る作業検査です。
1行ごとに1分の制限時間で実施し15分の作業→5分休憩→15分の作業という流れで行われます。
いずれの採用テストにおいても非言語分野の数学的な問題の出題が見受けられます。
日本は文系の学生数が60%以上と多い。だからこそ、数学系が苦手な人が毎年多くいます。
そのため、この非言語を伸ばすことが学力向上の一つかもしれませんね。
(非言語について詳細はまた後日。)
早い段階で採用テストに慣れておくためにも、参考書や問題集を買っておきましょう。
今回のブログはあくまで概要ですので、詳細はぜひ参考書を実際に確認してみてください。