どんな業務にモチベーションが上がるのか。
前回は、印象と内容をリンクさせようとお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、面接指導でアルバイトを聞くと多いのが接客業。接客業にも種類はありますが、接客業について様々な想いを聞かせてくれます。
目の前のことをやりたいかではなく、どんな自分でありたいか。
接客業の向き不向き、感じたことなどなど様々なことを伺う中で、私自身感じたことがあります。
それが、目の前のことばかりに目を向けるのではなく、業務を細分化して実現したいことを探ろうということ。
業務の細分化でPRできる要素を見つける。
接客業といえど、接客だけがすべてではありません。入社後、接客研修もそこそこに若いうちから本社にてマネージャー職に就くことができる組織もあります。
今何がしたいかが大切に思えるかもしれません。けれども、社会人は今後40年以上続く。それに、経験をしていくうちに、実現したいことが変わるという方も少なくない。
現に、接客業は苦手でも、マネージャー職となって、力を発揮するようになったという方もいらっしゃるのです。
接客だけに注力したいのか、接客以外にどのようなことをやりたいのか。アルバイトでやってきた業務の中で、どの業務が向いているのか、向いていないのか。
何を楽しいと感じたのか。業務を行う上で大切にしてきたことは何か。
こういったことを細分化し精査することで、自分の接客以外のことも見えてきます。誤解を恐れずに言えば、業者とのやり取りに面白さを感じたのなら、接客よりもBtoBの仕事の方が向いているかもしれない。
接客業は向いてないから面接でPRできないのではなく、その業務の細分化からPRできる要素を探しアピールに繋げることが重要といえるでしょう。
接客業に関わる業務をひとくくりとして、接客が向いているからやりたい、向いていないからやりたくないという単純な選択では視野が狭くなるだけ。
今後どういう道に進みたいと考え、その道に進むためには接客業務がどう関わるのかを考えてみると、自分のモチベーションの厳選を知ることができるのかもしれませんね。
いかがでしょうか?
接客業を例に、自分のやってきたことの細分化と精査についてお伝えしました。
やりたいことは、すぐにはできません。そして、往々にしてやりたいことは経験に伴い変化する。目の前のことに囚われず、その業務を細分化してモチベーションの源泉を見つけてみましょう。
今の経験からできることを探ることがあなたの視野を広くします。
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