相手の土俵に立つ。
前回は、自己分析や業界研究の方法を過去の記事をもとに紹介しました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、就活をするなら相手を知ること。相手を知ることで相手の土俵に立ち、勝負をする。これは、独りよがりにならないために大切なことです。
何事も、相手の考えに則って行動することが大切。
相手の土俵に立つというのは、相手の考えに則った行動をすること。
これは、就活に限らず社会人になってからも大切です。
志望組織の土俵に立って、自分を俯瞰する。
お客様目線に立つアルバイトをしている方も多くいらっしゃいますね。
社会人になっても同じ。自分たちの利益だけを考え追求したことで、結果的に自分たちの首を絞める結果となった事例はいくつもあります。
例えば、法外なお通し代やサービス料金を課した居酒屋が、SNSで拡散され閉店に追い込まれる。
これは、自分の利益を優先し、自分の土俵しか見ていなかったからこそ引き起こされたものでしょう。
社会人として、サービス対象者であるお客様の土俵に立って物事を考え自社の利益の最大化を図ることは、言うまでもなく重要。
そして、下記にもあるように、自社を成長させたくば、従業員としての土俵だけでは足りません。経営者の目線に立ち経営者の土俵を知ることも重要でしょう。

就活においてもまた然り。
自分の土俵に立っているだけでは、自分の権利の主張にしかならない。
志望する組織の土俵に立ち自分を俯瞰しましょう。それにより、志望する上で何をするべきか、自分の次に取るべき行動が分かります。
そして、その組織には必ず「お客様」が存在します。そのお客様を相手にする従業員の土俵に立ってみましょう。
まずは、従業員の目線の先にいるお客様を知ること。お客様と同じ土俵に立てば、その組織がどのような思いでサービス展開をしているかが分かり、自ずと従業員の土俵が見えてくるはず。

そして組織は、率いる者つまり経営者がいてこそ成り立ちます。
経営者の考えに従って事業が行われるのですから、やはり就活生のあなたも経営者の土俵を知り、それに賛同する必要があります。
経営者の著書やブログ、インタビュー記事などには目を通しておくと良いでしょう。
そうすることで、その組織の土俵に立ちましょう。
いかがでしょうか?
相手の土俵に立つ。これは、自分が全てではないことを知る上で重要です。
お客様の土俵、従業員の土俵、経営者の土俵。様々な土俵に立って就活を進めましょう。