頑張るのではない。目標や目的を明確化して声に出そう。
事あるごとにネタにしていることがあります。
それは公務員講師当時の私が担当する受講生から学んだこと。
大学の教室前の廊下でばったり会って、少し会話して。
最後に、受講生に対して私が「頑張れ!」と応援する意味合いを込めて言葉を投げかけた。
そうしたら、その受講生が、
「先生、俺、頑張れって言葉好きじゃないんだ。
人から言われるとやらなきゃいけない気になるし、
一生懸命やっているのにもっとやらなきゃいけないのかなって気になる。
頑張っていないって言われているような気がしてさ。
だから、やれることを着実にやるよ。」
って。
めちゃくちゃ格好いいこと言ってくれた。
剣道部の部員で、厳しい稽古を積み重ねてきたからこそ、
ものすごく説得力がある。
それ以来、「頑張れ」という言葉を私自身も言わないようにしています。
そして、この受講生からの言葉に、最近の私なりの解釈を付け加えるならば、
「頑張る」ってなんだか抽象的だよなということ。
頑張るという言葉はものすごく汎用性の高い、漠然とした言葉。
自らそして相手を鼓舞するための精神論的言葉に過ぎない。
だからこそ、就活生のあなた、社会人のあなたには、
頑張るという言葉を使わないでほしいと考えます。
そのためにも、
頑張らないこと。
そして、その代わりに、
「何を、なぜ(目的は何か)、どのように、行うか」
を明確にして話すことを意識してみるのはいかがでしょうか。
ぜひ試してほしい。
そうするとその目的に対して結果も伴うことができます。
お恥ずかしながら、
私はコロナ太りで3kg太りました・・・。
だからこそ、こりゃやばいと感じて、筋トレを始めました。
目標体重を決め、
毎日の筋トレの回数や行う時間を決めて、
それを声に出すことで決定事項として行うようにしました。
結果3kg減らすことが出来たし、それ以上の減らすつもりで今は頑張っています。
(あと6kgは落としたい・・・。)
まぁ、筋トレと就活や仕事を一緒にするなと感じるかもしれないけれど(笑)
でもね、私なりのマインドマップも実は作って壁にも張っている。
そして、そのうちの一つを実行しています。
マインドマップについてはこちら。

頑張るという漠然とした言葉を口にするよりも
具体的に明確に、「何をするか」を口にした方が、結果が出やすい
というのが私自身の筋トレという行動からも見えてきたなと感じているので、
今回はこの話をしました。
就活や仕事にもこれは当てはまるかなと感じますので、
ぜひ意識してみることをお勧めします。
頑張らんでよい。
ただ、何をするかを明確に、声に出してみましょう。