就活サイトだけに頼らない。自分の想いを醸成すること。
前回は、興味のないことも経験することの大切さをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、就活情報サイト(以下、就活サイト)は、情報の宝庫。
されど、玉手箱でもある。全部を全部鵜呑みにしてしまっては、良いように踊らされるだけ。
※ 今回は、就活サイトがだめと言っているわけではなく、使い方を工夫することについて言及しています。
就活サイトは情報の玉手箱。
就活サイトを見ると、ほとんど全ての情報が載っていますね。
企業紹介に留まらず、業界研究ツールにもなり、自己分析ツールにもなる。
使い方によっては便利ツールになりますが、頼りきりになれば大衆化また方向付けされてしまう。そんなツールが就活サイトです。
就活サイトと適切に向き合うこと。
友人からの紹介で登録したり、大学から登録を推奨されたり。様々な理由で登録をしたのではないでしょうか。
この集団心理の甘い罠には注意が必要です。
その時点で、同じような気質、水準の就活生がその就活サイトを利用するのだということに気付いてほしい。
就活サイトの大衆化です。
これは、就活生の立場からすれば、皆同じような情報を得るということです。
そして、就活サイトに登録されているあらゆる情報は、体系化されているからこそ、例えば「自分はこういうタイプの人間に分類されるから、サイトに載ってる通りにこうしよう」とサイトによって方向付けされてしまいます。
もちろんこれは、就活サイト自体が就活生を方向付けしようと考えているわけでも、就活生が好きで方向付けされようとしているわけでもありません。
結果的に(心理として)こう進むと良いんだなと、無意識にレールに乗っかってしまっているだけのことです。
就活サイトが全てと思って行動をしてしまうと、周りと一緒になったり、自分の思いとは裏腹な方向に向かいかねません。
そのため、就活サイトはあくまで基礎情報。そこに自分の色、自分の想いをどう付け足すか。それが大切です。
就活サイトだけが全てではありません。むしろ、それをどううまく活用して自分の想いを醸成するかが大切です。
いかがでしょうか?
これは、就活サイトを否定するものではありません。
就活サイトだけに頼らないということです。
就活サイトを正しく適切に利用しましょう。
情報との向き合い方は、以下をご覧ください。
