就活戦略を立てるなら楽よりも苦を選ぶべき。
前回は、内定をもらうための就活戦略ではなく、夢や目標を実現するための就活戦略を立てることをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、エントリーシート、書きまくっていますか?腱鞘炎になるのも、就活あるある。それだけ一生懸命に取り組めている証拠です。
面倒な事を先にやるからこそ意味がある。
先日の電車の中で、就活生A君、B君の会話がふと聞こえてきました。その中で「プレエントリーとかエントリーシート提出とか面倒臭くて、就活辞めたくなる。」なんていう言葉が。
うん。納得。私も就活生なら絶対そう思う。そして、その時点で心理的選考が進んでいます。
面倒を乗り越える=志望度が高い。
プレエントリーもエントリーシートも本当に面倒。特に最近はいろいろな質問項目があり、かつ多ければ800字程度書かなければならない。
そういった項目をたくさん書かなければエントリーできないのだから、面倒に思って当たり前ですね。
だからこそ、こういった作業が最初にあると言って良いでしょう。
面倒な作業を先に行わせることで、志望度が本当に高い人だけが応募してくれる。一方、志望度が低い人は応募を避けるでしょう。
面倒じゃない選考を中心に受けるという発想は安易。
なるべく楽な選考を受けたがる就活生がいます。ただし、楽だから良いというものでもありません。
もし、エントリーシートが簡易的な組織は、大量募集だったり、人がなかなか集まらない小規模な組織だったりということが考えられます。
どちらも、ブラックである可能性が高く、人の定着率が悪いことや業務量の多さが課題点としてあるかもしれません。
そういったところで力を発揮したいなら別です。けれどもそうでないのなら、楽な選考ばかり受けることは、将来のあなたを考えれば、オススメはしません。
就活戦略として、選考の楽さで選ぶ方がいます。就活サイトでもそれを勧めるところがあります。
一つの戦略としてありではあるものの、就職の軸がはっきりしない戦略であれば、良い戦略とは言えません。
戦略は、ただ単に楽かどうかという安易な考えではなく、土台に自分の就職の軸や実現したいことがあってこそでしょう。
その上で倍率や選考方法等を考えて戦略を立てるのが筋です。
いかがでしょうか?
就活は、上記のことから、楽よりも苦を選ぶべきといえます。
面倒をあえて選ぶことで、その組織や自分の軸のことを調べ考える動機になるためです。
納得の行く就活をするために、ぜひ面倒なことに率先して取り掛かりましょう。