社会人としての成長は、壁を乗り越えてこそある。
前回は、ワークライフバランスについて改めてお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

この中でお伝えしている、新卒の壁。
これは新卒新入社員の誰しもに必ず立ちはだかると言っても良いもの。
学生とは異なる意識を持つためにあるのが、新卒の壁。
社会に出て初めて分かることもあります。
それは、学生時代までに培ってきた学生としての常識を覆すほどの衝撃を与える。180度考えを変えなければならないほどのもの。
いくらそれを頭で理解していても体が追いつかないということもあります。
新卒の壁はマイナスに陥る落とし穴にもなる。
新卒として入社後、3ヶ月間は学生時代との違いに戸惑いを感じるでしょう。
少しのミスで上司に大激怒される。こんなに頑張ってるのに、給料が安い。先輩は相談に乗ってくれない。
部署内で、自分一人だけ取り残された感覚。
学生時代の友人や会社の同期なんかと息抜きで飲み会なんかすれば組織や仕事の愚痴大会になり、他部署や他組織と比較し隣の芝生が青く見えることもある。
これが悪い方向に進めば、自分の仕事の出来なさに絶望感を感じ、ダメ人間に思えてくる。
それが行きすぎれば、自分は間違った道を選んだのではないかかという疑問に駆られ、周りのせいにする。
こんな悪循環を生むのが新卒の壁。
ゾッとする。。。
けれども、
人それぞれこの壁の大小は異なりますが、ほとんどの方が経験すること。
この壁は、一見すると嫌な壁だけれど、考え方としてはポジティブに捉えること。
この壁を乗り越えてこそ、社会人として成長できるのです。
新卒の壁を乗り越えるために。
この壁を乗り越えるためにも、学生のうちから困難なことにチャレンジする癖をつけておくことが大切と感じています。
学生時代に困難を経験したその経験値が、新卒の壁の乗り越え方のモデルとなるためです。
そのため、採用側もあなたが壁を乗り越える力があるかを確かめるために、困難だったとことを聞くのです。困難なことについては以下もご覧ください。

そして、これを自分の力で乗り越えていくこと。友人を頼ったり、親の意見を聞いたりでは、この大切なときに他責になります。
こういう、自身の感覚や意識の変革には、自責の念で臨まなければ自分のためにはなりません。
自責で動ける人は、先輩社員や社風に惹かれるといった他責になることなく、実現したいことは何かをしっかり持てることも特徴です。
自分で責任を持って選択をし、自分で判断をして行動を起こしていきましょう。
いかがでしょうか?
新卒の壁のその先に、成長があります。
壁を乗り越えるためにも、自分の力で困難なことに立ち向かう力を学生のうちにぜひ身に着けましょう。